介護殺人のニュースを聞くと
やるせない
我慢の末の殺人
苦しい、助けてと
叫べなかったの
親の介護とか
言ってるけど
自分が逝くこともあるのだ
一年のうちに二度
同級生の訃報届く
隣 笑 持 お な に 顔 っ 骨 ん 住 の て も に ん 写 い 全 も で 真 っ 部 な 実は を て い 母は 飾 く 弟 ね を る れ が ん 看 た た と か 女ひ 微 ら 性と 笑 む
男の人は
どこまでも
母を求める
ほめ言葉の後ろ
「もっと」が響いてる
それって
許してるようで
裁いてるねんで
けど 手を差し出そう
とする努力は認める
なり余るものを
持つ性には
解らないのだ
「お気の毒様」
と言う
男に愛されたいと
思うなら
言っちゃダメ
覚悟決めて
発言しなきゃ
生と死の判断なんて
誰も迫られたくないけど
雄々しく引き受けるのも
女の
生きる道
切り立った
崖を
行けるところまで
登っていくんだ
もしも 分かりたい
と言うのなら
草に伏して
地の底から響く
生命(いのち)の歌を聞け
いちばん
低いところから
鳴り響く
よろこびの
歌を聞け
アッキー