平和

2020年04月29日

いぇい、ピースだぜ

屍を越えてきた

私たち人類ではないか

にっこり笑って言おう

いぇい、ピースだぜ

僕たちは戦争はしない



akkieandphoenix at 16:01|PermalinkComments(0)

2016年08月06日

平和の国ニッポン

首のない

ハトの死骸見つかると

経済新聞夕刊に

記事が載る

平和の国ニッポン



akkieandphoenix at 22:10|PermalinkComments(0)

2016年02月24日

いのちの炎

戦へ

武器を売り

人を殺める戦場へ

ひたひたと寄せてくる波

いのちの炎を  私は燃やす



akkieandphoenix at 23:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

言わねばならない

「殺すのも殺されるのも、いや」

「わが子を戦場に行かせない」

私たち一人一人が

言わねばならないと

朝から ドキドキしている



akkieandphoenix at 23:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年12月20日

私も 歯車の一つ

私も 歯車の一つ

メガバンクに貯金して

テロ撲滅の兵器を

政府に

買わしめる



akkieandphoenix at 01:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

正義の戦

人殺しが

正義となり

讃えられる

のが

戦争

 

我が子を行かせないと

半分の母親が拒んだら

世界から

戦争はなくなる

なくせるんだよ

 

自らの命を差し出し

他の命を殺しに行く

殺されに行く

誰かを儲けさせるために

行くんだよ

 

私の命が大切

同じように

地球の上のすべての

人の命が大切

どこか間違ってる?

 

肌の色が

白いか

有色か

テロか

正義の戦争か



akkieandphoenix at 01:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年12月12日

愛と平和を

どんなときも

私たちは

地を這うように

愛と平和を

二〇一三年 巳年



akkieandphoenix at 22:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年03月22日

春はどこにあるの (自由詩)

春はどこにあるのか

もう永遠に来ない

気がする

 

一面の草野原

黄色い菜の花が萌える

ゆらゆらと白い

あれは何の花だろう

 

こんなに美しい風景の

どこに放射能が眠っている

ひっそりと恐ろしい光を放っている

なんて ウソだと思う

 

それは

海を隔てた遠い国の

かなしい物語

支援をしなければと

思っていた

 

ささやかに思いを寄せていた

そんな土地の物語を

まさか 私たちが

これから生きていくのだとは

 

同じ思いで遠い国の人たちから

情けをかけられるのだとは

 

 

それでも

春はやってくる

あたりまえのように

いのちの循環を繰り返す

 

菜の花は咲いて

たくさんの放射線物質を

中に閉じ込めてくれる

私たちは希望をそこに託すのだと

 

そのために営々と

働いてきた人を

たくさん私は知っている

 

遠い国の

支援のはずだった

同じ物語を受け継いでいくのかと

意地悪な気持ちが胸をつつく

 

 

それでも 今ここから

 

HIVに感染した恋人と

コンドームを介して

愛し合うように

 

最新の注意と

揺るぎない愛

やさしいまなざしで見渡せば

きっと見つかるはず

 

春はこれからやってくる

あなたの胸の中

静かに眠るいのちを

揺り動かして起こして

立ち上がれ と命じよう

 

注意深い科学の目と

いのちを信じる強いこころで

おそれず

安心とあなたの愛をつかめ



akkieandphoenix at 22:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年12月29日

低く、ひらがなの言葉で(全7首)

守ってもらえる

といつまで

思っているのか

力は いつでも

人を殺める

 

本当の力

と考えて

ちから と書く

ひらがなの言葉が

ほんとう

 

ひらがなから

出発して

漢字を学ぶ

ひらがなは

私たち いのちの言葉

 

ひらがなは

このくにで 一番

やさしいことばなのだ

ひらがなで書かれた

思いを聴け

 

ひらがなばかりでは

不便だと使う

漢字だけれど

誰にでもすっと入って

分かるように書いてくれ

 

もの言わぬひとが

語り始める時

世界は光に

満ちて輝くだろう

夢のよう 待ち望む

 

まだもう少し

頭で書いている

もっと低く

腹の底から

響くようなことばで



akkieandphoenix at 11:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)